ピンクの空気
美しく、不思議な世界の向こうへ
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今日は、右目の検診日。右目はアバスチン治療経過(3ヶ月。
静脈注射で造影剤を点滴しながら、眼底の写真撮影。
網膜の出血の様子と新生血管の増殖の度合いを調べました。
(@_@;)
造影剤が蛍光色のため、視界が蛍光ピンクに。
よく私が絵で使う色。実はこの瞬間見た世界の色。
いや、好きです、結構 (^o^)
左目は2度目のアバスチン治療から1ヶ月。
(2回目というのは、効果に個人差がある為、1回で効く方も多数みえます)
右目は、1回目の治療から3ヶ月。
★今日の検査
スキャンして網膜の腫れを調べる検査、眼球内の黄班検査、造影剤を静注して
眼底の撮影。
★経過
右目は、0.8。多少前回より視力が下がっているが、ここ数日、目を酷使しているので
その影響もあるように思う。
網膜に浮腫もみられるが、血帳前も担当の先生も「浮腫はあるけど視力は、それほど下がってないね〜」といわれた事もあり、自分の自覚としても視界は良好の為、
楽観している。
安定していて出血も少ない。
左目は、0.6、現状維持の感じ。これも良い感じ。
網膜の浮腫も治まり、出血もない。
両目とも、新生血管は枯れた感じで、活動が抑えられている。
これは、写真で見ると顕著で、治療を始めた頃、自覚としてもあった
新生血管からの頻繁な出血による大きな黒い影の消え、新生血管そのものも
黒く血が通っていたものが、増殖活動が抑えられ白い影となっている。
私個人の今日の検査結果を踏まえた感想としては、
個人差はあるものの、私の場合は、3ヶ月は、効果の持続がみられた。
前にも書いた感想と同じになりますが、能動的治療ができる、という事は
大きな励みとなり、精神的にも楽な気持ちになれた。
物理的、精神的、2つの面で満足のいく結果、経緯である。
そういう意味から、治療の効果は大きいと思う。
闘病記的日記については、不快に思われる方のコメントを
他のブログで見受けられたので、書くのを控えようと考えていたのですが、
1.このブログに検索でみえる方のキーワードの1位がアバスチンであること、
2.実際病院で同様の治療を受けて見える方が多いく、また、今後も
この治療を受ける方は多くなるであろうと思われる事。
3.その割に検索しても情報が、少ない事。
以上3点の理由から、患者としての立場からの個人的見解として記しておこうと思います。
専門的知識がない私が、書く日記の中には、病状以外正確な情報はお伝えできませんが
知りうる限りの情報と私の治療経過を記していきます。
なんにせよ早め早めの治療をする事が一番です。
自覚症状の少ない病気ゆえ、つい、となりがちですが、もしかしてと
思われる方は、診察を受けられることをお勧めいたします。
※増殖生網膜症
日本眼科学会の記事
糖尿などにより網膜の血行が悪くなり、それを補おうと新しい血管が生えてくる症状。
この新しい血管は脆く弱いため血圧の上昇、刺激などにより出血を起こしたり、
網膜を引っ張り網膜剥離を起こしたりする。
治療として私はレーザー凝固を10数回行う。
※アバスチン治療について
レーザー凝固後も増殖、網膜の浮腫、出血などにより、視力の低下が見られるため
治検というかたちで新しい治療法を受けています。
アバスチンとは、抗ガン剤の一種で細胞の活動を抑制する効果があるとされる薬。
用途としては直腸癌などに広く使われている。
これを眼科での応用として、同じく増殖する新しい血管の活動を抑えるため
眼球下部の奥、硝子体と網膜の間辺りに毛髪ほどの針で注入する治療法。
ステロイドなどと比べ、副作用はほとんどない。
治療自体は、ほんの数分で終わる。
リスクとしては、術後の出血、術中の網膜への何らかの影響が考えられるが、
幸い私の場合は副作用もなく、多少充血が見られた程度。
ベバシズマブ[bevasizmab]
(市販名:アバスチン[Avastin])