カエルの王様、カポのパコ
パコはカポの息子の従兄弟
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ここから下は、昨日私の見た夢、するっと通り過ぎて下さいな。
私には清子という知的障害のある叔母がいました。
他界して今はいない。
私は子供の頃、「きよねーちゃん」と叔母を呼んでいた。
晩年の叔母は、いつも何かにつけ遠慮していたような印象があり、
どのような心持ちだったのだろうと時々思うことがあります。
昨日、叔母の夢を見た。
生前のように食卓に座る叔母。
昼食時、ご飯は食べたのか?
と尋ねた私に叔母は首を横に振りながら答えた。
「東図書館の屋上で、お弁当食べたほうがいいんだわ」
食卓で一緒に食事を摂る事を遠慮しているのだろうか?
真意が解らずも、東図書館の屋上という意外な言葉の意味を探った。
「東図書館ってどこにあるの?」
瞬間、私は空を飛んでいた。
滑っているという感覚が近いだろうか。
水平に何の抵抗もなく滑り進んだ。
街ははいかにも小さく、眼下にはグラウンド、
あれは公園だったろうか....
その横に建つ4階程の建物。屋上には、クリーム色の給水塔。
気が付くと叔母と二人、猫になり、給水塔に座っていた。
猫になる事に違和感はなかった。叔母らしいとも思った。
「ここは、気持ちがいいんだわ」
(............)
考えてみれば、この給水塔の上で、このように座るには、猫というのは
いかにも都合がよい。
人に気にされる事も疎まれることもなく、
風に吹かれて、このように過ごすのは、確かに気持ちがよい。
(きよねーちゃんが、ここが好きなのが良く分かるよ。ここは、いいね)
心を無にして只、空を眺める。
やがて空は紅く染まり、段々畑のような紅い雲が空に続く。
(もうすぐ、星が見える)
漆黒の空に浮かぶ月は、さぞかし白く眩しい光を放つんだろうな。
残念ながら、月を見ることなく私は夢から覚めた。
まだ覚めやらぬ頭で私は思った。
(ツキ ノ コドモには、まだなれないのだな....)
私の戯れ言にはトゲがあり、まだまだ丸くはないようだ。
夢の話、ただそれだけの.........
でも、穏やかな気持ちの中で救われたような......夢。